<strong>中国地方の学生が中心に出展する卒業設計展です。</strong>今年は北山恒先生（審査委員長）、伊藤麻理先生、遠藤克彦先生、原浩二先生（審査委員）にお越しいただき、講評いただきました。

日時：２０２３年３月７日～３月９日
場所：広島県立産業会館東展示場第３展示場
　　　〒７３２-０８１６
　　　　広島市南区比治山本町１２-１８

会場では100を越える作品が並んでおり、平和に関するテーマや伝統文化に関するテーマなど中国地方らしいものが多くありました。どの作品も力作で、模型はもちろん、それ以外にも様々な方法で作品をプレゼンテーションしていました。
3日間開催され、多くの人が足を運び興味深そうに作品を見て回っていました。

1次審査で審査員の先生方が審査された後、2次審査で公開講評を行いました。
2次審査では公開プレゼンと質疑応答、審査員によるディスカッションによって講評が行われました。審査員長の北山さんは会場に緊張感を与えるような鋭い質問を投げかけて、それに対し学生は一生懸命応答しており、議論が白熱していました。最終的に、広島工業大学からは谷口愛理さんが優秀賞、庄司涼穂さんが遠藤克彦賞、児玉京佳さんが北山恒賞を獲得しました！

審査会当日は広島工業大学の1～3年生もたくさん見に来ており、熱い議論に感化されたと思います。

谷口愛理さん　　「備忘録的建築」　　　　 優秀賞
庄司涼穂さん　　「都市を這う図書館」　　　遠藤克彦賞
児玉京佳さん　　「〈岐路と旅路のシナリオ〉」　北山恒賞

今年度は前年度より出展数が多く、建築デザイン学科と建築工学科の数多くの力作が会場に並びました。他大学の作品も4年間の集大成ということから非常に力作揃いで圧倒されました。
広島で開催されたため、ご両親と作品を見にくる学生が見られ、地元での開催だからこそうまれる利点だなと思いました。
来年は今年度よりもっと飛躍した後輩の卒業制作を見られることを楽しみにしています。